猫のヘルスケア

猫の耳から水が出る 外耳炎を疑おう

投稿日:

猫は、よく身震いします。たとえば雨の日に、身震いして体に付いた水を払ったりしますね。それ以外にも、何かが気になると、ぶるぶるっとして気持ちを切り替えたりしています。

猫の身震い 気を付けたいサイン

たとえば誰かにゴシゴシ撫でられたとき、自分の毛の流れが気になってブルブル。抱っこから解放されてブルブル。布団から出て伸びをしてブルブル。
身震いする理由が分かりやすい時は、何も心配することはありませんね。気を付けたいのはこんな時です。

痒がっている

特定の場所を何度も掻いたり、家具やでっぱりにこすり付けている時は、何らかの原因があります。考えられる原因はいくつかありますが、よくあるのはノミやダニ、またアレルギーや皮膚炎、傷の治りかけでかさぶたがあるのかもしれません。猫は毛がある分、皮膚が見えにくいので注意が必要です。
耳を痒がる場合は、耳ダニや外耳炎を疑いましょう

耳から液体が出る

いわゆる耳垂れです。耳にたまった水が気になって、身震いして水を出しています。この液体は、無色無臭でさらっとした水のようなこともありますし、臭いがして色があり、やや粘着質なこともあります。この場合、外耳炎の可能性が高いです。

水状の時は比較的症状が軽度で、臭いがあるような場合はやや重症化していると考えて良いでしょう。

外耳炎が疑われる耳の掻き方

前足で耳の後ろや耳介(耳の薄い部分)をグルーミングしているのは問題ありません。後ろ足で耳を含めた首周辺の外側を掻いているのも大丈夫です。

外耳炎や耳ダニなどで耳がかゆい場合は、耳の中を後ろ足で激しく掻きむしります。

猫の外耳炎 人の外耳炎とは違う

人の外耳炎は、耳の穴の皮膚の炎症です。耳掃除で傷をつけてしまったりして起こります。鼓膜より外側に炎症が起きるもので、水が入ることが原因で外耳炎になることはめったにありません。傷が治ればいいので症状が軽ければ消毒するだけで治ることもあります。

猫の外耳炎

対して猫の外耳炎は、耳に水が入ったり、耳ダニが寄生したり、アレルギーが原因で発症します。菌やウィルスに感染して発症することもあります。軽度なうちにしっかり治療しないと中耳炎になってしまうことも。

うちの例

うちの猫は長らく外耳炎を患っています。身震いした時耳から水が出て、調べたら外耳炎との診断でした。検査の結果、ダニはいませんでした。ウィルスや菌もいないと思うとのこと。思い当るのはアレルギーです。日光アレルギーなので紫外線に当たるとすぐに皮膚炎をおこしてしまうのです。

薬(モメタオティック)を付けた綿棒で耳掃除すると、しばらくは治まりますがまた再発します。強い薬のようで、こわいくらいピタッと掻くのを止めるのですが、続けて使うのはよくないのではないかと思っています。

おそろしい猫の中耳炎

猫の中耳炎は思いのほか症状が重くなります。頭を振ったり痒がるのは外耳炎と同じですが、発熱し痛みも強くなります。顔面に神経麻痺目の異常が見られたり、平衡間隔が失われて歩き方が不自然になったりするそうです。

大事なのは、原因をつき止めて対処すること

なぜ身震いしているのか?なぜ掻いているのか?そうするからには、ちゃんと理由があるということです。

猫のサインに気付こう

サインに気付ければ、症状がひどくなる前に対処することが出来ます。治るまでにかかる時間も短いでしょうし、猫にも機嫌よく過ごしてもらえますね。

完治しないこともある

わたしは、治らないならそれでも仕方ないと思っています。それでも、飼い猫に何か問題が発生したら、丁寧に根気よく対処してあげるということが大事なのだと思います。自分に何かあったらこの人が何とかしてくれる。その積み重ねで、猫との信頼関係を築いていけるのではないかなと思っています。

-猫のヘルスケア
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

猫が膀胱炎、血尿になった

みなさんは膀胱炎になったことはありますか? 女性の方は特になりやすいとか。 しかも癖になりやすいと。これは体の構造上、菌が入りやすいためとも言われています。

ペット保険 入る?入らない?

最近はいろんな会社がペット保険を販売しています。保険専門の会社だけでなく、ドコモやauなどを通じて加入できるペット保険もあります。ちょっと検索するだけで、人気の保険会社というのが10社以上ヒットしまし …

猫の目やに 放置は厳禁

なんだか飼い猫の目やにが変かもしれない。 量が多かったり色がいつもと違ったり。猫からの大事な健康状態のサインである目やにについて知っておきましょう。

猫が吐くのはどうして?

猫はとにかくよく吐きます。 理由は様々なのですが、 飼い始めて間もなかったり 初めて吐かれたときには ちょっと驚いてしまうと思います。

ワクチン接種の頻度 海外では3年ごと

世界小動物獣医師会(WSAVA)は「科学的根拠に基づく、世界的に適用可能なガイドライン(指針)」を発表しています。2015年に改訂された指針では、1歳齢以降のワクチン接種は3年以上間隔をあけること、と …

検索

2017年4月
« 3月   5月 »
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

writer紹介

運営者について
名前 小池ミカ
住所 川崎市川崎区浜町1-13-15
電話番号 080-4879-0167
メール lvablecat@yahoo.co.jp

かれこれ20年以上に渡って猫と暮らす。
最初の子はチンチラシルバーだったけど、毛の色にゴールドが少し混ざってしまったため売れぬ、という理由で某ショップオーナーに泣き付かれ、やむなく保護。そこで初めて猫との暮らしがスタートする。その子は19歳で大往生。

今いる子は純和猫の箱入りブチ男子と、
なぜか長毛の、茶白もとノラ女子の2名。

*このサイトには、アフィリエイト広告を目的とした記事も掲載しています。