猫って、こんな。 猫のヘルスケア

猫風邪とは?原因と気を付けること

投稿日:2017年4月16日 更新日:

猫風邪という言葉、猫を飼っている人なら聞いたことがあるはず。
だけどいったいどんなものなのか、ご存知ですか?
いざというときに慌てないよう、ちゃんと知っておきましょう。

猫風邪の原因

あれ、風邪かな?と気付くのは、猫がくしゃみをしていたり、鼻水や目ヤニが出ている時ではないでしょうか。人間でいう風邪は、あまり大したことないというようなイメージで、ほっときゃ治るなんて言う人もいますね。

でもこれが猫の場合はそうでもないのです。特に子猫や体力が落ちている高齢猫の場合は注意が必要です。

猫風邪の原因

風邪というのは何らかの菌やウィルスが体内に侵入して起こる病気の総称です。ひとことで風邪と言っても、いろんな種類があるわけです。

そして免疫機能が一時的に負けてしまい体調が悪くなります。ですので、どんな菌やウィルスによって引き起こされている症状なのかをつき止めることがまず大事になってきます。主な原因は以下の四つです。え、これって猫風邪のことだったの?と思う方も多いのではないでしょうか。

猫カリシウィルス感染症

これはワクチンの接種によって防ぐことが出来ます。三種混合でカバーされています。猫のインフルエンザとも言われています。鼻水、くしゃみなどの他に、口内炎が出来たりよだれが出たりすることもあります。口が痛くてご飯が食べられないと、急激に体力が落ちてしまいます。重症化すると肺炎になることも。

ヘルペスウィルス

猫ウィルス性鼻気管炎ともいいます。咳やくしゃみの他に、角膜炎や結膜炎で大量の目ヤニが出ることもあります。これも三種混合のワクチンでカバーされていますので、定期的な接種が望ましいといわれています。

猫汎白血球減少症

猫伝染性腸炎、猫パルボウィルス感染症ともいいます。伝染性の腸炎で感染力が非常に強く、死亡率も高い病気です。白血球が少なくなってしまうため抵抗力が弱り、合併症を起こしやすいとされています。三種混合ワクチンでカバーされています。

クラミジア

これは、ネコクラミジアという細菌とウィルスの中間に位置する微生物によって引き起こされる病気です。五種混合ワクチンでカバーされています。感染した猫との接触の他に、感染猫の糞からもうつりますので気を付けなくてはいけません。

主な症状は結膜炎や目ヤニなどですが、ヘルペスウィルスとの区別が難しいそうです。重症化すると肺炎をおこしてしまうこともあるので、早めの対処が必要です。

対処方法

まずは動物病院に連れて行きましょう

目ヤニや鼻水は検査に使いますので、拭かずにそのまま連れて行きます。原因をつき止めて適切な薬を飲ませます。少し具合がよくなったからと、途中で治療を止めるとウィルスが残ってしまうことがありますので、獣医師のOKが出るまできちんと治療しましょう。

元気がないとき

静かな場所で休ませます。他にも猫を飼っている場合は部屋を分けることも必要です。飛沫感染しますので、できるだけうつらないように気を付けましょう。

無理に食べさせない

猫が食べなければ、無理に食べさせなくてよいです。それは何故かと言うと、食べることで消化にエネルギーを使わなくてはいけなくなるので、病原と戦う白血球の働きが効率悪くなるからです。よっぽど体力が落ちてしまうときは点滴などで対処します。

体を温める

解熱剤は与えずに、体温を上げて病原をやっつけましょう。私のオススメは羽毛布団にくるまることです。これなら猫の体温以上に上がることはありませんし、暑ければ布団から出れば大丈夫です。

食器やトイレの消毒

感染した猫が使ったものは、塩素系の漂白剤でその都度消毒しましょう。キャリーバッグやスプーンも同様です。また、猫と接触したり糞の始末をした後は、人間もまめに手を洗って二次感染を防ぎましょう。

室内飼いでもワクチンは必要?

ひとことで言うのであれば、私は必要だと思っています。ですがワクチンを接種することによるデメリットがまったく無いとは言えず、するかどうかは個々の判断に任せるしかありませんが。接種するメリットをいくつかあげてみたいと思います。

感染源は猫だけではない

病原菌はいたるところにいます。人の衣服や靴の裏に付いて家の中に運んできてしまうこともありますし、空気感染も考えられます。

動物病院に行くとき

動物病院に行くといろんな動物がいます。当然のことですが病院には具合の悪い子が来ているのですから、ワクチンを接種していないとそういう場で病気をもらってきてしまうことも考えられます。

もし感染しても軽症で済む

これも大きなメリットです。ワクチンは猫が元気な状態でないと接種してもらえないので、風邪を引いてからでは手遅れになってしまうことも。
伝染病には有効な治療薬がないので、ワクチンを摂取する以外に有効な手立てがないというのが現状です。

体力が落ちたときに暴れ出す

元気な時は何も症状が出なくても、体力が落ちたとき体内に潜んでいたウィルスや菌が活動を始めるということもあります。弱り目に祟り目です。

他への感染源にならずに済む

病原菌をまき散らしてしまうことを防げますし、自分自身が病気を繰り返すことも防げます。
また旅行などでペットホテルに預ける際は、ワクチンを受けていることが預かる条件だったりしますので、急な用事で慌てないようにしましょう。

ワクチンの接種時期

幼猫期

生後2~3ヶ月目に最初のワクチンを接種し、その1か月後に二回目のワクチンを。

推奨は年一回

外に出る子は毎年一回、定期的に摂取するのが望ましいとされています。ですが獣医師によっては見解も異なるようで、完全室内飼いで一匹だけ飼っているなら3年に一度程度でよいと言う人もいます。

ちなみにうちは、最初に二回接種しただけで今四歳です。そろそろしようかな。

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